診察は出生後すぐから小児科で良いのですが、健診としては1か月健診から始まり3〜5歳くらいまで、お子様の成長の節目に、発育・発達のチェックと病気や異常の早期発見を目的として乳幼児健診を行っております。 また、1か月健診は1か月の妊婦健診のついでに行うものではありません。きちんと小児科で経過を追いながら行う必要があり、他県では1か月健診は必ず小児科を受診するようになってきており、その点で広島は遅れていると言わざるを得ません。

たくさんの予防接種（ワクチン）があり、重大な病気にかからないようにするためにとても大事です。 ただ日本はワクチン後進国といわれ、これでも世界と比較するとまだ無料のワクチンが少ない方で、20年ほど前は「はしかワクチン」ですら全員無料ではなかったのです。 赤ちゃんはお母さんの体から様々な病気に対する免疫（抵抗力）をプレゼントされて生まれてきますが、この免疫も生後数ヶ月で弱くなり、その後は赤ちゃんが自分で免疫を作る必要があります。予防接種をすることで赤ちゃんの身体に免疫ができ、病気に対する抵抗力が飛躍的に向上します。 法律上、予防接種を受けさせるのは保護者の任意となっていますが、お子様の健やかな成長のためにできる限り予防接種を受けましょう。 ワクチンの副反応は今ではほとんどなくなりましたが、肺炎球菌ワクチンだけは割と接種部位が腫れますね。 予防接種をご希望の際は事前のご予約をお勧めしますが、当日でも、一般診察の時間帯でも可能です。（在庫がないということは基本的にありません。もしなかったらゴメンなさい）