かぜは万病のもと、と言われますが初期にはかぜ（のどより上の軽い感染症の総称）としか表現のしようがない状態で発症する疾患も多いです。 また、熱、咳、鼻水などいわゆる風邪症状のない疾患も多いため自己判断はおすすめできません。咽頭炎の発熱と熱中症もよく間違われます。どこの科に行ってよいかわからないときも、まずは小児科にご相談ください。さすがに、傷を縫ったりは今はしませんが、皮膚疾患や便秘（意外に治療が必要です）、夜尿、発育・発達の相談など小児に関わること全般やご両親の感染症、アレルギーなどの診療をしております。 はしか、水ぼうそう、おたふくかぜなど各種伝染病の診察も通常の診察と同じ時間帯に行っております。隔離室をご用意しておりますので、感染の疑いのあるお子さまは、来院時に受付にお申し出ください。 また、当院では対応できない場合も市内の総合病院など他の医療機関と連携をとっておりますので、適切な医療機関をご紹介いたします。

食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などの各種アレルギー症状は乳幼児期に発症することが多いといわれ成長するに従って自然治癒することもありますが、多くの場合、長期的な治療が必要となります。つらい「咳」や「鼻詰まり」「かゆみ」などの症状をできるだけコントロールしながら、お子様の症状・体調に合わせた治療を行っていきます。アトピー、喘息、鼻炎、結膜炎は以前とは異なり、投薬に頼ってでもなるべく良い状態を維持することで寛解を目指すため、従来とは薬剤の使い方が異なる場合も多いです。ただ、それと並んで環境整備はとても大事ですので、掃除の仕方にはちょっとうるさいです。 また、アレルゲン免疫療法（アレルギーを根本から治す治療）といってダニやスギ花粉によるアレルギー性鼻炎の治療なども行っています。